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W杯男子エンゲルベルク大会 クラフトが予選1位

作成: 15.12.2017 18:05 / sk

12月15日(金)、ワールドカップ男子エンゲルベルク大会(スイス)で個人第1戦の予選が行なわれ、オーストリアのシュテファン・クラフトが134.5mのジャンプで144.5ポイントを獲得して1位になった。2位はリヒャルト・フライターク(132m、140.7ポイント)、3位はマルクス・アイゼンビッヒラー(128m、139.9ポイント)で、ドイツ人選手が二人続いた。

ワールドカップ(W杯)個人総合首位のリヒャルト・フライタークに並んで、シュテファン・クラフトも今日の突出したジャンプで、今大会の優勝候補に名乗りを上げたことになる。

 

エンゲルベルクは夜のうちに20cmの新雪が積もり、冬のパラダイスと化した。
気温も冬らしく冷え込んだ中、観客は素晴らしい予選を観戦することができた。
上位3位の後には、ポーランドの二人、ダヴィド・クバツキーとマチェイ・コットが4位と5位に続き強さを見せた。


ノルウェー勢のトップは今回はダニエル=アンドレ・タンデでは無く、6位についたハルヴォア=エグナー・グラネルドだった。
グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)は7位に入って上々の予選結果を収め、競技への自信を高めることができた。

 

久々にスロベニアチームからドーメン・プレウツが参戦する。今はもう18歳になったドーメンは22位に入って順調なカムバックを果たした。スロベニアからは他にアンツェ・セメニッツが8位、ペーター・プレウツが10位でトップ10に2人が入り、ヘッドコーチのゴラン・ヤヌスにとって喜ばしい結果となった。

 

先週カナダで開催されたコンチネンタル杯で2位に入賞したフランスの若手、クールシュヴェル出身のジョナタン・リーロイド(17歳)は、エンゲルベルクの予選でも好調で32位に入り本戦進出を決めた。
それに対し、リーロイドの先輩であるヴァンサン・デスコンブ=セボアは56位で予想外の予選敗退を喫した。

 

ギリギリの50位で本戦進出を果たしたのは、ドイツの若手、コンスタンティン・シュミットだった。シュミットは先週末のティティゼー=ノイシュタット戦でトップ10入りを飾った。これでドイツチームの全員が土曜の本戦への出場を決めたことになる。


W杯男子エンゲルベルク大会第1戦は、12月16日(土)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

 

統計

最長不倒
133.5m
Wellinger, Andreas (GER)
最短ジャンプ
99.0m
Romashov, Alexey (RUS)
平均飛距離
120.4m
K点越えジャンプ
36.7%
ネーション数
14
トップ10のネーション数
4
トップ30のベストネーション
6
Deutschland
Fannemel, Anders
27.08.16
Hakuba
Norwegen
09.12.17
Titisee-Neustadt