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W杯ルカ大会 クラフトが予選でダントツ

作成: 24.11.2017 20:50 / sk

昨冬のワールドカップ総合優勝を飾ったシュテファン・クラフト(オーストリア)が、11月24日(金)にルカ(フィンランド)で行なわれた今季2試合目の個人戦のための予選で、144mのダントツのジャンプを決めて151.8ポイントを獲得し1位になった。一週間前にヴィスワ(ポーランド)で行なわれたシーズン開幕戦の予選でもクラフトは1位だった。

2位にはノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングが138.5m、144.1ポイントで入った。そしてドイツのリヒャルト・フライタークが138m、129.9ポイントで3位に続いた。

 

4位のミヒャエル・ハイボック(オーストリア)に続き、先週日曜(11月19日)のヴィスワ戦でワールドカップ初優勝を祝った小林潤志郎が5位に入り、引き続き好調さを見せた。

スイスのシモン・アマンは今日の予選で納得の6位だった。その後には、ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーが7位に、そして予想以上の健闘でイタリアのダヴィデ・ブレサドラが8位に進んだ。


この予選で、ポーランドチームの中で好成績を出したのは、カミル・シュトッホとダヴィド・クバツキーの二人で、9位と10位に続いた。
好調のドイツチームからは、マルクス・アイゼンビッヒラーとピウス・パシュケが11位と12位に並んだ。

 

ルカトゥントゥリ・ジャンプ台で行なわれる個人戦に、開催国フィンランドからは4人の選手が出られることになった。アンティ・アールト、ヤンネ・アホネン、ラウリ・アシカイネン、ヤンネ・コルホネンが上位50位に入り、本戦進出を果たした。しかし、フィンランドチームはヘッドコーチのアンドレアス・ミッター無しで頑張らなくてはならない。オーストリア人のミッターにこの程子供が生まれて、自国に帰ったのだ。

 

同じく日曜の試合に出られることが決まったのは、カナダのマッケンジー・ボイド=クローズ、アメリカのウィル・ローズとマイケル・グレスダーで、彼らは数日間、ここフィンランドの地でトレーニングするためにヴィスワでの開幕戦には出場しなかった。


難しい風のせいで、既に公式練習の時点で遅延気味だった。予選でも難しい風の犠牲になった選手がいた。ダニエル・フーバー(オーストリア)、ダヴィット・シーゲル(独)、ロマン・コウデルカ(チェコ)、ケヴィン・ビックナー(米)、葛西紀明、アンダース・ファンネメル(ノルウェー)、ユーリ・テペシュ(スロベニア)などは日曜の本戦進出を逃した。


ルカ大会では、11月25日(土)16:15(日本時間 翌0:15)から団体戦が開催される。個人戦は11月26日(日)15:00(日本時間 23:00)から開催される予定となっている。

 

全リザルト

 

スタートリスト:団体戦

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 
 
 

 

統計

最長不倒
145.0m
Kraft, Stefan (AUT)
最短ジャンプ
95.5m
Kranjec, Robert (SLO)
平均飛距離
124.1m
K点越えジャンプ
74.7%
ネーション数
15
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
6
Deutschland
Polen
Damjan, Jernej
20.09.14
Almaty
Slowenien
10.09.17
Lanisek, Anze (SLO) Chaikovsky