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高梨沙羅、フレンシュタットで復活!

作成: 19.08.2017 17:13 / sk

フレンシュタット初戦で失格になったが、高梨はその翌日には全てを調整し直してきた。高梨沙羅は2位以下に10.2ポイント(97.5m102m)の差をつけた。2位にはノルウェーのマーレン・ルンドビー(96m98m)、3位には前日優勝の伊藤有希(100m96.5m)が入賞した。

 

1本目終了後には伊藤が100mの大ジャンプを見せ、リードして、高梨の優勝は厳しいと思われた。「1本目はとてもいい条件だったので、大きなジャンプにつながった。おそらく自分だけがこんなに良い向かい風をもらったんじゃないかと思う。」と自分のジャンプを分析した。その高梨はファイナルで素晴らしいジャンプを見せ、大逆転。「今日の1本目は雨が強く降っていたので難しいと思ったし、自分自身もテイクオフで少し遅れてしまった。2本目は上手く出来た。今日勝てたことはとても嬉しい。」と高梨は話した。

 

前日3位で表彰台のより高いところに立ちたいという目標をもっていたノルウェーのマーレン・ルンドビーはそれを実現し、2位となった。「昨日よりは満足しています。ジャンプ自体が昨日から格段に良くなっている。自分にとっては今日の天気は問題にならなかった。本当のところ天気はノルウェーの天気みたいで自分にとっては良かった。昨日はまだまだこのジャンプ台を攻略できていなかったが、今日は全体的に上手く機能した。」とルンドビーは話した。

 

クルシュベル、そしてフレンシュタット初戦、そして第2戦目の今日4位に常駐しているのはロシアのイリナ・アヴァクモヴァ。16歳のルシル・モラーは昨日のように表彰台には届かなかったものの、5位と再び大健闘し、女子ジャンプの将来を担っていく若手として期待される。日本の勢藤は6位、日本チームは3人がトップ6入りを果たした。

 

スロベニアチームはトップリザルトがでないものの、7位にエマ・クリネッチ、9位にスペラ・ロゲリ、10位にマヤ・ヴティッチとチーム力は高かった。

 

今日勝利したのは選手だけではなく、開催地であるフレンシュタットの組織委員会である。ファーストラウンド中は強い雨にも関わらず、会場はジャンプファンで大きな盛り上がりを見せ、初めてのグランプリを成功裏に終えた。

 

グランプリ女子はこのあと9月9−10日にロシアのチャイコフスキーで最終戦が予定されている。

 

グランプリ総合は伊藤有希が220点、高梨沙羅が180点、マーレン・ルンドビーが176点と僅差で3位についている。 

Komplettes Ergebnis

 

統計

最長不倒
102.0m
Takanashi, Sara (JPN)
最短ジャンプ
72.5m
Mrakotova, Jana (CZE)
平均飛距離
85.5m
K点越えジャンプ
12.9%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
6
Slowenien
Takanashi, Sara
16.02.17
PyeongChang
Japan
18.08.17
Ito, Yuki (JPN) Frenstat