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W杯プラニツァ大会 ヨハンソンが予選1位

作成: 23.03.2017 13:26 / sk

ワールドカップ男子プラニツァ大会(スロベニア)で、3月23日(木)に個人戦1試合目の予選が行なわれ、ノルウェーのロバート・ヨハンソンが1位になった。ヨハンソンは先週末のヴィケルスン戦(ノルウェー)で数分ながら世界記録保持者にもなっており、スキーフライングを得意とすることを証明していた。

ちょうど今日、27歳の誕生日を迎えたヨハンソンは、233mの飛翔で215.8ポイントを獲得した。2位のピオトル・ジーラ(ポーランド)は226m、213.8ポイントだった。今日の予選の最長不倒を決めたのは、ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーで、236mまで飛距離を伸ばした。上位二人はゲートを一つ下げてスタートしたため、アイゼンビッヒラーは212.8ポイントで3位となった。


実際に最長ジャンプを決めたのは、ノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングで、241.5mまで伸ばしたものの、ジャンプを終えた直後に行なわれた検査でスキースーツが規定外と判断されて失格となった。前年、フォアファングはプラニツァ大会の全試合で表彰台に上がったが、24日(金)の個人戦第1試合目には参戦することができなくなった。


イタリアのアレックス・インサムは、予想以上の健闘で230.5mの好ジャンプを決め、堂々の予選4位入りを果たした。
日本の伊東大貴が229mで5位、ノルウェーのアンダース・スティエルネン(220.5m)が6位、ドイツのカール・ガイガー(224m)が7位に続いた。
ドイツからは、アイゼンビッヒラーとガイガーの他にもリヒャルト・フライターク(219m)が10位に入り、3人の選手がトップ10入りした。この結果を受けて、25日(土)のプラニツァ団体戦への期待が高まるところだ。


開催国スロベニアの上位は8位のアンツェ・セメニッツ(227.5m)、11位につけたイェルネイ・ダムヤンだった。同じく納得のできを見せたのは、チェコのロマン・コウデルカで、229mのジャンプを見せて9位に入った。


かなりの僅差で本戦進出を逃したのは、アメリカのケヴィン・ビックナーだっだ。ビックナーはヴィケルスン戦でアメリカの新記録、244.5mを出して盛り上げた。今日のビックナーは、最終的に0.8点足らず予選敗退となった。
スロベニアのアンツェ・ラニセクとツェネ・プレウツ、オーストリアのマルクス・シフナー、チェコのヤン・マトゥラ、ポーランドのヤン・ジョブロなども本戦進出を果たせなかった。


予選を免除されているワールドカップ総合10位までの選手の中で、多くの選手が予選を飛ばなかった。今日飛んだ免除組の選手の中では、地元スロベニアのユーリ・テペシュが238mの最長ジャンプを見せた。それに続いたのが同じくスロベニアのペーター・プレウツで231mだった。

予選の前に行なわれた公式トレーニングでは、スキーフライング・ワールドカップのトップ3、アンドレアス・ヴェリンガー(独、240.5m)、カミル・シュトッホ(ポーランド、231.5m)、シュテファン・クラフト(オーストリア、234.5m)が特に飛距離を伸ばした。


プラニツァ大会の最初の試合、個人戦第1試合は、3月24日(金)15:00(日本時間23:00)から開催される予定だ。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
243.5m
Eisenbichler, Markus (GER)
最短ジャンプ
180.0m
Romashov, Alexey (RUS)
平均飛距離
217.5m
K点越えジャンプ
94.4%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
5
Slowenien
Kraft, Stefan
16.03.17
Trondheim
Österreich
16.03.17
Kraft, Stefan (AUT) Trondheim