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W杯男子平昌大会 ヤン・ジョブロが予選トップ

作成: 14.02.2017 13:53 / sk

2月14日(火)、FISスキージャンプ・ワールドカップ男子平昌大会(韓国)第1戦の予選が行なわれ、ヤン・ジョブロ(ポーランド)が1位になった。ザコパネ・スポーツクラブ所属のジョブロ(26歳)は134.5mのジャンプで131.1ポイントを獲得した。2位はスロベニアのアンツェ・ラニセクで、3位にはまたもポーランドからダヴィド・クバツキーが入った。

ほとんどの選手にとって、平昌での仕事は初めての体験で始まった。彼らはアルペンシア平昌リゾートの印象的な施設で初めてジャンプする機会を得た。午前中にはまず、公式練習の枠内でヒルサイズ(HS)109のノーマルヒルで3本のジャンプを試すことができた。

 

関連ニュース:平昌でも好調のヴェリンガーとクラフト

 

その後、夕方からはHS140のラージヒルで公式トレーニングと予選が行なわれた。好天と風の条件にも恵まれ、トレーニングも問題なく行なわれ、予選でも良いジャンプができた。次の冬に冬季五輪が行なわれるこの地の印象を選手たちは、「これはとても素晴らしい施設」と見て一致したようだ。


上位に入った3人以外にも、ノルウェーのアンダース・スティエルネンが4位とベテランの葛西紀明が5位に入り目を引いた。ドイツチームでは、マルクス・アイゼンビッヒラーの代わりに選抜されたシュテファン・ライエが6位に入り順調な滑り出しとなった。同じくドイツチームで好調だったのは、9位のアンドレアス・ヴァンクと10位のカール・ガイガーだった。


マルクス・アイゼンビッヒラーは札幌大会の後、自国に戻り、来週開催予定のノルディックスキー世界選手権ラハティ大会に向けて地元で調整することになった。


ロバート・ヨハンソン(ノルウェー)は、どんどん調子を挙げており、今日の予選では健闘の7位に入った。8位はロシアのイエフゲニー・クリモフだった。


開催国、韓国にとっては失意の一日となった。韓国チームからは一人も本戦進出を果たせなかった。


予選免除の選手の中では、先週末(2月11・12日)の札幌大会の勝者である、ペーター・プレウツ(スロベニア)、マチェイ・コット(ポーランド)、カミル・シュトッホ(ポーランド)の3人が好調子を見せた。この3人全員が平昌でも上位を狙ってくるだろう。五輪のゲネプロとなる今回の試合も面白くなることが期待できる。


2試合が予定されているW杯男子平昌大会の第1戦は、2月15日(水)12:00(日本時間20:00)から開催される。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本(=平昌)からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
139.5m
Lanisek, Anze (SLO)
Leyhe, Stephan (GER)
最短ジャンプ
109.5m
Hlava, Lukas (CZE)
平均飛距離
124.5m
K点越えジャンプ
12.5%
ネーション数
14
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Kraft, Stefan
05.02.17
Oberstdorf
Österreich
05.02.17
Kraft, Stefan (AUT) Oberstdorf