3月3日（木）、ワールドカップ男子ヴィスワ大会（ポーランド）第1戦の予選が行われ、ロマン・コウデルカ（チェコ）がトップの成績を収めた。先週末のアルマトイ大会でも好成績だったコウデルカは、今日の最長飛距離132.5mを出して140.5ポイントとなった。
飛距離は同じながら136.3ポイントで2位になったのは地元ポーランドのカミル・シュトッホで、ホームゲームでの活躍に期待が高まる。ソチ五輪金メダリストのシュトッホは、故国での試合へ向けて、理想的な準備ができるように先週末のアルマトイ大会は欠場した。
3位になったのはドメン・プレウツ（スロベニア）だった。ルシュノフで2月に行われた世界ジュニア選手権で2位になったドメン・プレウツは127.5mで129.1ポイントを獲得した。
期待が高まるポーランド
最近伸び悩みのポーランド勢だが、ピョトル・ジーラとステファン・フーラのおかげもあり、開催国としてホームゲームで好成績を収める期待が持てそうだ。ジーラの今季最高成績はヴィケルスンのフライング戦で12位だが、今日の予選では125.0mを飛び126.9ポイントで4位だった。
今シーズン、ポーランドチームで一番安定しているステファン・フーラは120.8ポイントで健闘の8位についた。
アンダース・スティエルネン（ノルウェー）は125.5m、125.5ポイント、5位で本戦進出を決めた。
ドイツ勢トップだったのはシュテファン・ライエで、アルマトイ戦11位という好成績の勢いを利用して、121.6ポイントを獲得し6位に入った。
そのわずか0.4点差で伊東大貴が7位に続いた。
引き続き好調さをみせているのはヴァンサン・デスコンブ＝セボアで、フランスチームに健闘の9位をもたらした。
マチェイ・コットとダヴィド・クバツキーも10位と12位に入り、ポーランド勢は上々の結果となった。
フィリップ・アッシェンヴァルトが11位でオーストリア勢のトップだった。チームメイトのマヌエル・ポッピンガーはヤカ・フヴァラ（スロベニア）に続く14位、ヨアヒム・ハウアー（ノルウェー）がトップ１５を締めくくった。
なかなか調子が戻らないアンドレアス・ヴェリンガー（独）は18位にとどまった。
ベテランの二人、ロベルト・クラニエツ（スロベニア）とマヌエル・フェットナー（オーストリア）は同点で19位だった。
納得のボイド＝クローズ、がっかりのアマン
カナダのマッケンジー・ボイド＝クロウズは25位で本戦への自信をつけ、五輪メダリストのシモン・アマン（スイス）は27位に甘んじた。アメリカのケヴィン・ビックナーが33位、フィンランドのヴィレ・ラリントとラウリ・アシカイネンが34位と39位で本戦出場を許された反面、アレックス・インサム（伊）は病院のベットから成り行きを見守らなくてはならなくなった。インサムは着地の時に転倒ラインを越えて大転倒し、どうやら膝の古傷を痛めたようで、痛そうな様子でブレーキングトラックから運ばれていった。
少なくとも彼のチームメイト、セバスチャン・コロレドはギリギリ40位で予選を通過することができた。
引き続き強いプレウツ
既に今シーズンの総合優勝が確定しているペーター・プレウツ（スロベニア）が、予選免除の選手の中で最長の131.0mを飛び、変わらぬ強さを強調した。ミヒャエル・ハイボック（オーストリア）は130.0m、ヨハン＝アンドレ・フォアファング（ノルウェー）は129.0mでプレウツに一番近くまで迫った。それに対し、セヴェリン・フロインド（独）は予選では114.0mしか出せず、4日（金）の本戦ではかなりの改善が必要とされる。
ヴィスワ大会第1戦は3月4日（金）20:30（日本時間 翌4:30）から開催される予定だ。
※注）基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。
Kasai, Noriaki (JPN)
Colloredo, Sebastian (ITA)
Deutschland
Polen
Norwegen
Sapporo
Koudelka, Roman
(CZE)
Sapporo
| 01 | Kraft, S. |  |
2149 | 0 |
| 02 | Kobayashi, R. | |
1673 | 0 |
| 03 | Wellinger, A. | |
1488 | 0 |
| 04 | Hoerl, J. | |
1140 | 0 |
| 05 | Prevc, P. | |
1071 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Österreich | |
8149 | 0 |
| 02 | Slowenien | |
5142 | 0 |
| 03 | Deutschland | |
5022 | 0 |
| 04 | Norwegen | |
4360 | 0 |
| 05 | Japan | |
3275 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Pinkelnig, E. | |
244.9 | |
| 02 | Loutitt, A. | |
242.1 | |
| 03 | Prevc, N. | |
235.6 | |
| 04 | Takanashi, S. | |
232.2 | |
| 05 | Bjoerseth, T. | |
229.1 | |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Prevc, N. | |
1454 | 0 |
| 02 | Pinkelnig, E. | |
1305 | 0 |
| 03 | Loutitt, A. | |
1030 | 1 |
| 04 | Ito, Y. | |
1018 | 1 |
| 05 | Seifriedsberger | |
935 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Österreich | |
3891 | 0 |
| 02 | Slowenien | |
3442 | 0 |
| 03 | Japan | |
2386 | 0 |
| 04 | Norwegen | |
2280 | 0 |
| 05 | Deutschland | |
1967 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Ortner, M. | |
1243 | 0 |
| 02 | Schuster, J. | |
1195 | 0 |
| 03 | Moerth, F. | |
806 | 2 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Kvandal, E. | |
1790.4 | 0 |
| 02 | Opseth, S. | |
1638.4 | 5 |
| 03 | Pinkelnig, E. | |
1634.9 | 1 |
| 04 | Schmid, K. | |
1599.6 | 0 |
| 05 | Prevc, N. | |
1579.0 | 2 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Erzar, T. | |
654 | 0 |
| 02 | Wiegele, H. | |
572 | 0 |
| 03 | Graesli, K. | |
436 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
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