W杯男子札幌フェットナーが予選1位、二階堂蓮2位、葛西も本戦へ

作成: 16.02.2024 10:56 / hn

Kraft, Stefan

263.0

Kobayashi, Ryoyu

262.6

Wellinger, Andreas

256.9

予選全リザルト

ワールドカップ男子札幌大会（北海道）で2月16日（金）に第1戦のための予選が行われ、オーストリアのマヌエル・フェットナーが1位になった。

2位は日本の二階堂蓮、3位はドイツのフィリップ・ライムンドだった。

Noriaki Kasai

Manuel Fettner

フェットナーは、「最終ジャンパーのシュテファン・クラフトが上にまだいたから、いつもだったら彼が一番になるのが普通だし、今日ここで自分が予選首位につけるとは最後まで思っていなかった。でももちろん1位になれて嬉しいし、賞金もありがたく頂く」と顔をほころばせ、「土曜と日曜の試合がどうなるか楽しみ。天気予報によると土曜は良いけど、日曜は向かい風になりそうで、ちょっとトリッキーな試合になるかも」と話した。

Noriaki Kasai

2位の二階堂蓮、3位のフィリップ・ライムンド（ドイツ）に続いた、ダニエル・チョフェーニック（オーストリア）、小林陵侑、ヨハン＝アンドレ・フォアファング（ノルウェー）の3人の4位から6位を巡る闘いは接戦だった。

唯一マヌエル・フェットナーだけが136.5mのジャンプで他を引き離したが、2位の二階堂蓮と6位のフォアファングとの差はわずか2.7点しかなく、相当な僅差で目が離せなかった。

葛西紀明参戦！
今日のメディアの関心は、上位3人よりむしろ予選45位となった選手に集中した。日本の葛西紀明だ。
51歳の葛西は、106mのジャンプで若手を抑えて本戦への出場権をつかみ、ワールドカップ出場最年長記録を更新する。

本戦進出を決めた葛西は機嫌も良く、17日（土）には通算570試合目となる個人戦へと参戦することになる。

先週末のレイクプラシッド大会（アメリカ）でスイスのシモン・アマンは通算500試合目のワールドカップ参戦を祝ったが、アマンにとっても葛西の記録に迫るのは簡単じゃない。アマンは今日の予選で42位となって葛西より3つ上につけた。現在アマンは42歳、葛西は51歳だ。

ワールドカップ札幌大会の第1戦は、2月17日（土）8:00（日本時間16:00）から開催される予定だ。

※注）基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は-8時間です。

Manuel Fettner

01	Huber, D.	487.7
02	Prevc, D.	444.3
03	Zniszczol, A.	438.1
04	Kraft, S.	436.4
05	Zyla, P.	424.9
全リザルト »

01	Kraft, S.	2149	0
02	Kobayashi, R.	1673	0
03	Wellinger, A.	1488	0
04	Hoerl, J.	1140	0
05	Prevc, P.	1071	0
全リザルト »

01	Österreich	8149	0
02	Slowenien	5142	0
03	Deutschland	5022	0
04	Norwegen	4360	0
05	Japan	3275	0
全リザルト »

01	Kraft, S.	2494.7	0
02	Prevc, P.	2369.1	0
03	Huber, D.	2326.7	6
04	Zajc, T.	2281.9	3
05	Hayboeck, M.	2239.8	0
全リザルト »

01	Huber, D.	429	2
02	Kraft, S.	426	1
03	Prevc, P.	382	1
04	Zajc, T.	296	0
05	Prevc, D.	270	0
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