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フライング世界選手権 団体戦 スロベニアがタイトル防衛

作成: 28.01.2024 23:30 / hn
1
Slowenien
1615.4
2
Österreich
1588.9
3
Deutschland
1549.9

1月28日(日)、スキーフライング世界選手権バート・ミッテルンドルフ大会(オーストリア)で団体戦が行われ、スロベニアチームがロヴロ・コスペーター・プレウツドーメン・プレウツティミ・ザイツの4人で堂々の金メダルに輝いた。銀メダルはオーストリアチーム(ミヒャエル・ハイボックマヌエル・フェットナーヤン・ホアルシュテファン・クラフト)、銅メダルはドイツ(ピウス・パシュケカール・ガイガーシュテファン・ライエアンドレアス・ヴェリンガー)が手にした。日本チームは5位だった。

試合の序盤は、ドイツ、オーストリア、そしてタイトル保持者のスロベニアチーム(前回2022年ヴィケルスン大会で金)の巴戦の様相を呈していた。


その後、スロベニアとオーストリアがドイツを引き離し、1本目が終わった時点ではスロベニア対オーストリアの金メダル争奪戦となった。


金メダルを獲得したスロベニアのペーター・プレウツは、「いつもはチームの最後の選手の結果が出るまで分からない。でも今日は割と強い追い風が吹いていて、特に2回目が決定的になった」と、説明した。「第3グループ目のドーメン(プレウツ、ペーターの弟)は、難しい風だったのに素晴らしいジャンプで194mまで出せて、それが結局決定的だった」と話した。
ドーメン・プレウツは、直前に飛んだオーストリアのヤン・ホアル(177m)を17mも上回り、それで早くも勝敗が決まった。


オーストリアのホアルは、「今日はうまく飛べなかった。この世界選手権中ずっと、なかなかスキーフライングにうまく合わせられなかった。それでも世界選手権のメダルを手にすることができて誇りに思うし、ものすごく嬉しい」と、語った。

オーストリアにとっては、スキーフライング団体戦でのメダル獲得は8年ぶりだ。

スロベニアチームは、いつもだったら飛距離合戦を繰り広げるアンツェ・ラニセクが世界選手権の2日前に怪我をして不在だったにもかかわらず、圧倒的強さを見せた。

3位はドイツで、4位のノルウェーとの差は47点もあった。

アンドレアス・ヴェリンガー(ドイツ)は、「うまくすればもっと上にもいけたけど、もっと下だった可能性もあった。参加した何チームもがメダル獲得のチャンスがあった。僕は個人戦で銀メダル、団体戦で銅メダルをとれて素晴らしい世界選手権になった。僕たちは来週末ホームで開催されるヴィリンゲン大会をもう楽しみにしている」と、コメントした。


4位はノルウェー、5位が日本、6位がスイス、7位がフィンランド、そしてポーランドが8位となった。

来週末は、男女合同開催となるドイツ、ヴィリンゲン大会が開催される予定だ。

Team Deutschland

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。

 

  合計
1. スロベニア 1615.4
    飛距離 1 飛距離 2 合計
  Kos, Lovro 231.0 208.0 416.3
  Prevc, Peter 226.0 213.5 416.8
  Prevc, Domen 232.0 194.0 390.8
  Zajc, Timi 226.5 202.0 391.5
2. オーストリア 1588.9
    飛距離 1 飛距離 2 合計
  Hayboeck, Michael 228.0 224.5 436.4
  Fettner, Manuel 218.5 210.0 402.5
  Hoerl, Jan 212.0 177.0 347.9
  Kraft, Stefan 218.5 221.5 402.1
3. ドイツ 1549.9
    飛距離 1 飛距離 2 合計
  Paschke, Pius 229.5 211.5 416.1
  Geiger, Karl 224.5 207.0 402.6
  Leyhe, Stephan 198.5 164.5 314.1
  Wellinger, Andreas 219.5 229.5 417.1
4. ノルウェー 1502.9
    飛距離 1 飛距離 2 合計
  Pedersen, Robin 209.0 206.0 382.0
  Tande, Daniel Andre 194.0 183.5 336.1
  Lindvik, Marius 230.0 182.0 367.9
  Forfang, Johann Andre 232.0 225.0 416.9
5. 日本 1493.0
    飛距離 1 飛距離 2 合計
  二階堂蓮 214.0 206.5 378.2
  中村直幹 189.5 187.0 333.7
  小林潤志郎 200.5 198.5 348.4
  小林陵侑 233.5 224.5 432.7
6. スイス 1389.3
    飛距離 1 飛距離 2 合計
  Hauswirth, Sandro 204.0 190.0 340.2
  Ammann, Simon 198.5 200.5 348.8
  Imhof, Remo 197.0 186.0 328.5
  Deschwanden, Gregor 215.0 200.0 371.8
7. フィンランド 1300.4
    飛距離 1 飛距離 2 合計
  Nousiainen, Eetu 191.0 191.0 331.9
  Valto, Kasperi 193.5 175.5 307.2
  Aalto, Antti 185.0 175.5 286.0
  Kytosaho, Niko 215.5 198.5 375.3
8. ポーランド 1279.1
    飛距離 1 飛距離 2 合計
  Zniszczol, Aleksander 221.5   205.0
  Stoch, Kamil 211.0 210.0 389.3
  Kubacki, Dawid 206.5 195.0 349.4
  Zyla, Piotr 212.5 177.5 335.4
9. アメリカ 647.2
    飛距離 1 飛距離 2 合計
  Belshaw, Erik 207.5   185.1
  Bickner, Kevin 189.0   155.7
  Decker, Dean 167.5   131.7
  Frantz, Tate 197.0   174.7
Team Österreich

 

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